タイプⅡのクリオグロブリンが高頻度に認められる疾患はどれか。…
午前 第87問
タイプⅡのクリオグロブリンが高頻度に認められる疾患はどれか。
- (1)HIV 感染症
- (2)HCV 感染症
- (3)多発性骨髄腫
- (4)原発性胆汁性胆管炎
- (5)抗リン脂質抗体症候群
正答 (2)
正答は (2)。タイプⅡのクリオグロブリンが多いのは HCV 感染症です。
クリオグロブリンは、冷やすと沈殿し、温めると溶ける免疫グロブリンで、成分により3つのタイプに分けます。
タイプⅠ:単クローン性の免疫グロブリンだけ
タイプⅡ:単クローン性の IgM(リウマトイド因子活性をもつ)
+ 多クローン性の IgG
タイプⅢ:多クローン性の IgM + 多クローン性の IgG
タイプⅡは C 型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染に伴うことが多く、血管炎(紫斑、関節痛、膜性増殖性糸球体腎炎など)の原因になります。
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【ほかの選択肢】
(1) HIV 感染症 クリオグロブリンがみられることはありますが、タイプⅡが高い頻度で出る疾患ではありません 誤り
(3) 多発性骨髄腫 単クローン性の免疫グロブリンだけからなるタイプⅠが出ます 誤り
(4) 原発性胆汁性胆管炎 抗ミトコンドリア抗体が特徴の自己免疫性の肝疾患です 誤り
(5) 抗リン脂質抗体症候群 ループスアンチコアグラントや抗カルジオリピン抗体で、血栓症や流産をくり返す疾患です 誤り
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問87(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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