災害時の精神保健に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。…
精神保健の課題と支援 第15問
災害時の精神保健に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
- (1)デブリーフィングは,災害時に備えた福祉施設での避難訓練である。
- (2)急性ストレス障害(ASD)は,災害発生後1 か月以上が経過してから初めて被災者に現れる精神症状である。
- (3)DPATは,厚生労働省に設置する災害時の情報センターである。
- (4)サイコロジカル・ファーストエイド(PFA)は,重大な危機的出来事にあったばかりで苦しんでいる人びとへの人道的,支持的,かつ実際的な支援である。
- (5)トリアージは,災害時の精神科医による精神療法である。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
サイコロジカル・ファーストエイド(PFA、心理的応急処置)は、深刻な危機的出来事にあったばかりで苦しんでいる人に行う、人道的・支持的・実際的な支援です。WHOなどが手引きを示しており、話を無理に聞き出さず、安全の確保、基本的なニーズへの対応、傾聴、情報や支援へのつなぎを行います。
【ほかの選択肢】
(1) デブリーフィング(心理的デブリーフィング)は、出来事の
直後に体験や感情を詳しく語らせる方法です。避難訓練ではありません。いまは有効性が示されず、勧められていません。
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誤り
(2) 急性ストレス障害は、出来事の後、3日から1か月の間に
みられるものです。1か月以上続く場合は、心的外傷後ストレス障害
(PTSD)が考えられます。 誤り
(3) DPAT(災害派遣精神医療チーム)は、被災地に派遣される、
精神科医・看護師・業務調整員などからなる専門のチームです。
情報センターではありません。 誤り
(5) トリアージは、傷病者を緊急度・重症度によって分け、
治療や搬送の優先順位を決めることです。 誤り
出典:精神保健福祉士国家試験 第26回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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