次の記述のうち,オペラント条件づけの事例として,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
心理学理論と心理的支援 第9問
次の記述のうち,オペラント条件づけの事例として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)電車に乗っているときに事故にあってしまい,それ以降電車に乗るのが怖くなってしまった。
- (2)以前に食べたときに体調が悪くなった食品を見ただけで,気分が悪くなってしまった。
- (3)犬にベルの音を聞かせながら食事を与えていると,ベルの音だけで唾液が分泌するようになった。
- (4)人に迷惑をかけるいたずらをした子どもを叱ったら,その行動をしなくなった。
- (5)病院で受けた注射で痛い経験をした子どもが,予防接種のときに医師の白衣を見ただけで怖くなって泣き出した。
正答 (4)
正答は (4)。オペラント条件づけの例はこれです。
オペラント条件づけ(道具的条件づけ)は、自発的な行動の後にどのような結果が続くかによって、その行動の頻度が変わる学習です。いたずらという行動の後に叱られるという嫌な結果が続き、その行動が減ったので、罰による行動の減少に当たります。
【ほかの選択肢】
(1) 事故という恐怖体験と電車が結びつき、電車に恐怖を感じるように
なったのは、古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ)です。 誤り
(2) 体調不良と食品が結びついた味覚嫌悪学習で、
古典的条件づけの一種です。 誤り
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(3) パブロフの犬の実験そのもので、古典的条件づけです。 誤り
(5) 注射の痛みと白衣が結びついて恐怖反応が起きる例で、
古典的条件づけです。 誤り
【見分け方】
古典的条件づけは「刺激と刺激の結びつき」で、反応は意図せずに起こる(唾液、恐怖)。オペラント条件づけは「行動と結果の結びつき」で、自発的な行動が増えたり減ったりする、と覚えると区別できます。
出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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