歯周形成手術の術前と術中の口腔内写真(別冊No. 24)を別に示す。この術式が遊離歯肉移植術と比較して優れているのはどれ…
B問題 第65問
歯周形成手術の術前と術中の口腔内写真(別冊No. 24)を別に示す。この術式が遊離歯肉移植術と比較して優れているのはどれか。3 つ選べ。
- (1)移植片の生着
- (2)歯肉色の調和
- (3)採取部位の治癒
- (4)口腔前庭の拡張
- (5)歯間乳頭歯肉の増大
正答 (1)(2)(3)
正答は (1)と(2)と(3)。写真は上皮下結合組織移植術と読め、遊離歯肉移植術より、移植片が生着しやすく、色がなじみ、口蓋の採取部も治りやすいのが利点です。
【見るところ】
術前は下顎中切歯の唇側に歯肉退縮があり、根面が露出しています。術中は露出した根面の上に結合組織の移植片を置き、周囲の歯肉弁で覆って縫合しています。
結合組織の移植片は、上を覆う歯肉弁と下の骨膜の両方から血液を受けるので生着しやすく、表面は周りの歯肉なので色が調和します。口蓋の上皮を残して中の結合組織だけを採るので、採取部は一次閉鎖して早く治ります。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】
(4) 口腔前庭の拡張と付着歯肉の獲得は遊離歯肉移植術のほうが得意なので 誤り
(5) 歯間乳頭の増大はどちらの術式でも予知性が低く、この術式の利点ではないので 誤り
出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問65(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「B問題」のほかの問題
- 2025年(令和7年) 第80問口内法エックス線画像(別冊No. 26)を別に示す。矢印で示すのはどれか。1 つ選べ。
- 2024年(令和6年) 第18問ある検査機器の装着時の写真(別冊No. 2)を別に示す。判断できるのはどれか。1 つ選べ
- 2024年(令和6年) 第45問口腔内スキャナーによる光学印象採得で省略できるのはどれか。1 つ選べ。
- 2024年(令和6年) 第81問下顎骨を形成する鰓弓〈咽頭弓〉から発生するのはどれか。1 つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第17問労働衛生の3 管理における作業管理の目的はどれか。1 つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第49問脱臼歯の再植後の固定に用いられるのはどれか。すべて選べ。
スポンサーリンク


