下顎枝矢状分割術を行う下顎前突症患者の術前3D-CT(別冊No. 2A)とCT を用いたシミュレーション像(別冊No. …

D問題 第22問

下顎枝矢状分割術を行う下顎前突症患者の術前3D-CT(別冊No. 2A)とCT を用いたシミュレーション像(別冊No. 2B)を別に示す。術後に予想されるのはどれか。3 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第22問の図
正答 (3)(4)(5)
正答は (3)と(4)と(5)。左右で後退量の違う下顎枝矢状分割術では、片側で骨片同士がぶつかり、反対側で隙間が開き、内側骨片が下顎枝の後縁から出っ張ります。 【見るところ】 術前の 3D-CT(A)では下顎が前に出ています。シミュレーション(B)では、歯列のある遠位骨片(緑)を後方へ移動させた位置が示されています。下から見た像では、右側(青)で近位骨片と遠位骨片が重なり、左側(ピンク)で骨片の間が離れています。側面の像では、緑の骨片の後端が青の骨片の後縁より後ろに出ていると読めます。 遠位骨片を左右で違う量だけ後退させたり回転させたりすると、片側では骨片同士が干渉し、反対側では間隙ができます。後退させた内側骨片の後端は、下顎枝の後縁から突出することがあります。
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【ほかの選択肢】 (1) 下顎を後方へ移動させる手術で、下顔面高を大きくするものではないので 誤り (2) 上顎は動かさない手術で、咬合平面の傾きを変えるものではないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問22(厚生労働省 公表)出典元ページ

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