53 歳の女性。頰部蜂窩織炎に対し、全身麻酔下に口腔外から切開排膿術を行うこととした。特記すべき既往歴はなく、気道狭窄の…

D問題 第31問

53 歳の女性。頰部蜂窩織炎に対し、全身麻酔下に口腔外から切開排膿術を行うこととした。特記すべき既往歴はなく、気道狭窄の症状も認めない。初診時の写真(別冊No. 5)を別に示す。全身麻酔の気道確保時に使用できるのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2024年(令和6年) 第31問の写真
正答 (5)
正答は (5)。気管支ファイバースコープです。 【見るところ】 初診時の写真(別冊No. 5)では、片側の頰部が大きく腫れて皮膚が赤くなっており、口を開けた状態で定規を当てると、上下の切歯の間の距離はわずかで、開口障害があります。 頰部蜂窩織炎で咀嚼筋の周りに炎症が及び、開口障害が起きています。口が十分に開かないと、喉頭鏡のブレードやラリンジアルマスクを口から入れられず、経口の気管挿管ができません。このような場合は、気管支ファイバースコープ(気管支ファイバー)を使って、鼻から気管チューブを入れる経鼻挿管で気道を確保します(意識下で行うことが多い)。
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【ほかの選択肢】 (1) 直視型喉頭鏡  口を大きく開けてブレードを入れる必要がある 誤り (2) ビデオ喉頭鏡  直視型より開口量が少なくても使えるが、ブレードを口から入れる必要があり、開口障害が強いと使えない 誤り (3) 経口エアウェイ  口から入れる器具で、開口障害があると入らない。気管挿管の器具でもない 誤り (4) ラリンジアルマスク  口から入れる器具で、開口障害があると入らない 誤り

出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問31(厚生労働省 公表)出典元ページ

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