75 歳の男性。下顎歯肉癌に対し全身麻酔下での腫瘍切除術が予定された。全身麻酔導入後の生体情報モニタ画面の写真(別冊No…

B問題 第43問

75 歳の男性。下顎歯肉癌に対し全身麻酔下での腫瘍切除術が予定された。全身麻酔導入後の生体情報モニタ画面の写真(別冊No. 13)を別に示す。まず投与すべき薬剤はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2024年(令和6年) 第43問の写真
正答 (3)
正答は (3)。エフェドリン塩酸塩です。 【見るところ】 生体情報モニタで、心拍数60 bpm、非観血的血圧63/33(平均43)mmHg、SpO₂ 97%、呼気終末二酸化炭素分圧(EtCO₂)33 mmHg です。 全身麻酔の導入後に血圧が大きく下がっています。麻酔薬による血管の拡張と心機能の抑制で起こる低血圧で、高齢者に起こりやすいものです。心拍数は60 bpmと速くないので、α作用(血管収縮)とβ作用(心拍数・心収縮力の増加)をあわせもつエフェドリンを投与して血圧を上げます。輸液の追加や麻酔の深さの調整も合わせて行います。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】 (1) ニトログリセリン  血管拡張薬で、血圧をさらに下げる 誤り (2) リドカイン塩酸塩  心室性不整脈の治療に使う。この画面には不整脈はない 誤り (4) ニカルジピン塩酸塩  カルシウム拮抗薬で、高血圧のときに使う。血圧をさらに下げる 誤り (5) ランジオロール塩酸塩  短時間作用のβ₁遮断薬で、頻脈のときに使う。心拍数と血圧をさらに下げる 誤り

出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問43(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「B問題」のほかの問題

  1. 2025年(令和7年) 第31問Cushing 病で特徴的なのはどれか。1 つ選べ。
  2. 2025年(令和7年) 第64問WHO の簡易的禁煙支援を構成する5 つの“A” で、動機付け支援を行うか否かを決める根
  3. 2023年(令和5年) 第5問横紋筋を構造に含むのはどれか。1 つ選べ。
  4. 2023年(令和5年) 第31問臼歯部交叉咬合の原因となるのはどれか。2 つ選べ。
  5. 2023年(令和5年) 第60問78 歳の男性。右側舌縁部の疼痛を主訴として来院した。6 か月前に自覚し、かかりつけ歯科
  6. 2023年(令和5年) 第87問顎関節と上顎歯列の位置関係を咬合器に再現する目的で用いるのはどれか。1 つ選べ。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク