24 歳の女性。乳歯の残存を主訴として来院した。中学生のころから自覚し、矯正歯科治療を希望した際に精査を勧められたという…

A問題 第79問

24 歳の女性。乳歯の残存を主訴として来院した。中学生のころから自覚し、矯正歯科治療を希望した際に精査を勧められたという。歯肉に異常所見はない。初診時のエックス線画像(別冊No. 27A)とCT(別冊No. 27B)を別に示す。疑われるのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2025年(令和7年) 第79問の図(1/2)歯科医師 2025年(令和7年) 第79問の図(2/2)
正答 (3)
正答は (3)。線維性異形成症です。 【見るところ】 パノラマ(27A)では、上顎左側に、境界がはっきりしない すりガラス状の不透過像が広がり、上顎洞の中にまで及んでいます。 その中に埋伏した犬歯があります。CT(27B)では、上顎左側の骨が膨らみ、内部が均一なすりガラス状で、周りの骨へ移行するように境界がはっきりしません。 骨が線維性の組織と未熟な骨に置き換わる線維性異形成症です。10〜20代に多く、骨の膨隆で顔が非対称になったり、歯の萌出が妨げられたりします(この症例では乳歯の残存と犬歯の埋伏)。成長が止まると進行も止まることが多いとされます。
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【ほかの選択肢】 (1) 大理石骨病  全身の骨が硬く不透過性が高くなる遺伝性の病気。片側の上顎だけの変化にはならない 誤り (2) 骨形成線維腫  境界がはっきりした腫瘍で、周りの骨との境に被膜や透過帯がある 誤り (4) 慢性硬化性骨髄炎  主に下顎に起こり、痛みや腫れをくり返す 誤り (5) セメント質骨性異形成症  中年の女性の下顎前歯部・臼歯部の根尖部に多い 誤り

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問79(厚生労働省 公表)出典元ページ

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