歯科治療時にアドレナリン含有局所麻酔薬の使用を避けるべき疾患はどれか。1 つ選べ。…
A問題 第72問
歯科治療時にアドレナリン含有局所麻酔薬の使用を避けるべき疾患はどれか。1 つ選べ。
- (1)くる病
- (2)血友病
- (3)気管支喘息
- (4)慢性腎臓病〈CKD〉
- (5)閉塞性肥大型心筋症
正答 (5)
正答は (5)。閉塞性肥大型心筋症です。
閉塞性肥大型心筋症では、厚くなった心室中隔が左心室の出口(流出路)を狭くしています。アドレナリンのβ₁作用で心筋の収縮力と心拍数が上がると、流出路の狭窄が強まり、心拍出量が下がって失神や不整脈を起こすおそれがあります。そのため、アドレナリンを含む局所麻酔薬の使用は避けます。フェリプレシン含有のプロピトカイン(プリロカイン)や、血管収縮薬を含まないメピバカインを使います。
【ほかの選択肢】
(1) くる病 アドレナリンを避ける理由はない 誤り
(2) 血友病 出血に注意するが、アドレナリンの禁忌ではない。伝達麻酔は深部の血腫に注意する 誤り
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(3) 気管支喘息 アドレナリンはむしろ気管支を広げる。避けるべき疾患ではない 誤り
(4) 慢性腎臓病 アドレナリンを避ける理由はない。鎮痛薬・抗菌薬の選び方と量に注意する 誤り
【アドレナリンに注意する病態】
重い高血圧、不安定な狭心症、コントロール不良の甲状腺機能亢進症などでも、アドレナリンの量を減らすか、ほかの局所麻酔薬を選びます。
出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問72(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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