着氷について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

操縦教育一般 第38問

着氷について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)エンジンの気化器への着氷は、外気温度10℃以下の空域において湿度が高いとき、必ずしも雲中でなくても起きることがある。(b)樹氷(rime ice)は空気の泡を含む氷である。(c)冬季日本海沿岸に寒気が張り出してきて発生する雲は過冷却水滴からなることが多く、-3℃~-10℃くらいの外気温度のときに強い着氷をおこす。(d)翼の前縁半径が大きいほど着氷しにくい。

正答 (4)
正答は (4)。気化器の着氷・樹氷の性質・日本海側の雲の着氷・翼の前縁半径の影響は、どれも正しい説明で、正しいものは4つです。 (a)正しい。気化器の中では、空気の膨張と燃料の気化で温度が大きく下がるので、湿度が高ければ雲の外でも着氷することがあります。(b)正しい。樹氷(rime ice)は、小さな過冷却水滴がすぐに凍るので空気の泡を含み、白く不透明でもろい氷です。(c)正しい。冬に日本海側へ寒気が張り出して発生する雲は過冷却水滴が多く、−3℃〜−10℃くらいで強い着氷が起こりやすいとされます。(d)正しい。前縁半径が大きい(丸い)翼ほど、水滴が気流に沿ってそれやすく、着氷しにくくなります。細いアンテナや薄い翼ほど着氷しやすくなります。 【覚え方】 樹氷は「白く不透明・泡入り」、雨氷(クリアアイス)は「透明で硬い」です。

出典:令和3年3月期 航空従事者学科試験 操縦教育証明 操縦教育一般 問38(国土交通省 公表)出典元ページ

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