重量一定、高度一定の飛行機のフラップ上げでの失速速度(EAS)が140ktであった。フラップを下げて最大揚力係数が20%…

航空工学 第3問

重量一定、高度一定の飛行機のフラップ上げでの失速速度(EAS)が140ktであった。フラップを下げて最大揚力係数が20%増加した時の失速速度(EAS)を求めよ。ただし、計器誤差、位置誤差、空気の圧縮性の補正及び翼面積の変化は無視できるものとし、海面上の空気密度はρ=0.000238lb/ft³、1ktは1.69ft/secとする。

正答 (4)
正答は (4)。失速速度は最大揚力係数の平方根に反比例するので、140÷√1.2≒128ktです。 重量・高度(密度)・翼面積が一定なら、失速のときの釣り合いは次の式になります。 W=½ρVs²S・CLmax より Vs∝1÷√CLmax CLmaxが20%増える → 1.2倍 √1.2≒1.095 Vs(フラップ下げ)=140÷1.095≒127.8kt 空気密度ρや1kt=1.69ft/secは、比をとると打ち消し合うので使いません。 【ほかの選択肢】 (1) 約92ktは計算の値と合わないので 誤り
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(2) 約99ktは計算の値と合わないので 誤り (3) 約105ktは計算の値と合わないので 誤り 【覚え方】 CLmaxが1.2倍でも、失速速度は1/1.2(約117kt)ではなく、1/√1.2(約0.91倍)にしか下がりません。

出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問3(国土交通省 公表)出典元ページ

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