飛行機の着氷について誤りはどれか。…
航空気象 第11問
飛行機の着氷について誤りはどれか。
- (1)水滴の半径が大きいほど着氷が多くなる。
- (2)機体を流れる空気の速さが速いほど着氷が多くなる。
- (3)衝突間隔が凍結時間より短い場合には氷は堆積しない。
- (4)水滴の衝突する物体の半径が小さいほど着氷が多くなる。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
水滴が次々に衝突する間隔(衝突間隔)が、水滴が凍るのに要する時間(凍結時間)より短いと、前の水滴が凍りきらないうちに次の水滴が当たります。水は膜になって後ろへ流れながら凍るので、透明で硬い雨氷(クリア・アイス)が堆積します。「氷は堆積しない」のではありません。逆に衝突間隔が長いと、水滴が一つずつすぐに凍り、空気を含んだ白い樹氷(ライム・アイス)になります。
【ほかの選択肢】
(1) 水滴の半径が大きいほど慣性が大きく、空気の流れに乗って物体をよけにくいので、よく衝突して着氷が多くなります 正しい
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(2) 物体に当たる空気の速さが速いほど、単位時間に衝突する水滴が増えて着氷が多くなります 正しい
(4) 物体の半径が小さい(細い、前縁が鋭い)ほど、水滴がよけきれずに衝突しやすく、着氷が多くなります。アンテナや細い支柱、尾翼の前縁に先に着氷するのはこのためです 正しい
【着氷の型】
雨氷(クリア) 大きな水滴・0℃〜−10℃付近・凍結がゆっくり
樹氷(ライム) 小さな水滴・低い温度・すぐに凍る
出典:令和3年5月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空気象 問11(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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