高速機の外気温度計に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空工学 第12問

高速機の外気温度計に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)温度計の感温部を機外に突出させ、その指示値をSATとして表示する。(b)電気抵抗式温度計の受感部を機外に置き、その指示値をSATとして表示する。(c)液体膨張式温度計の圧力変化によりSATを表示する。(d)機外の受感部からの情報と他の情報(較正対気速度、高度)を組み合わせ、断熱圧縮による修正を行いSATとして表示する。

正答 (1)
正答は (1)。高速では感温部の温度が断熱圧縮で上がるので、速度と高度の情報で修正してSATを出す(d)だけが正しい記述です。 高速の機体では、感温部に当たる空気が止められて温度が上がります(ラム温度上昇)。そのため測った値はTAT(全温度)で、SAT(外気の静温度)にするには、マッハ数(較正対気速度と高度から求める)で修正します。 (a)(b)(c)誤り。感温部の指示値をそのままSATとして表示すると、断熱圧縮による温度上昇の分だけ高く出ます。(d)正しい。 正しいのは1つなので (1) です。 【覚え方】 TAT=SAT+ラム上昇。マッハ数が大きいほどTATとSATの差は大きくなります。

出典:令和3年5月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問12(国土交通省 公表)出典元ページ

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