地衡風についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空気象 第5問

地衡風についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)北半球では等圧線(または等高線)に平行に高気圧を右に、低気圧を左に見るような向きに吹く。(b)北緯20度以南から南緯20度以北では適用できない。(c)低層の自由大気中では地表摩擦があるため、風向、風速ともに地衡風とは異なる値となる。(d)気圧傾度力とコリオリの力の二つの力が完全に釣り合った状態で吹く水平風をいう。

正答 (4)
正答は (4)。(a)〜(d)はいずれも地衡風の性質のとおりで、正しいものは4つです。 (a)正しい。北半球の地衡風は等圧線(等高線)に平行に、高気圧を右、低気圧を左に見て吹きます(ボイス・バロットの法則)。(b)正しい。低緯度ではコリオリの力が小さく、気圧傾度力とつり合わないので、北緯20度〜南緯20度付近では地衡風の考え方を当てはめられないとされます。(c)正しい。地表付近(摩擦層)では摩擦で風速が弱まり、風は低圧側へ斜めに吹き込むので、風向・風速とも地衡風と違います。(d)正しい。地衡風は、気圧傾度力とコリオリの力の2つが完全につり合った状態で吹く水平の風です。 【覚え方】 地衡風は「気圧傾度力=コリオリの力」。曲がる流れには遠心力が加わり傾度風になります。

出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空気象 問5(国土交通省 公表)出典元ページ

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