飛行中の錯覚に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

空中航法 第14問

飛行中の錯覚に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)疑似水平線:傾いた雲の稜線、不明瞭な水平線、地上の灯火と星の光が混じった暗闇、地上灯火のある種の幾何学的な配列などによって、飛行機の姿勢が実際の水平線に正しくアラインしていないような錯覚が起こりやすい。(b)滑走路の幅による錯覚:通常より狭い幅の滑走路に進入するときは、飛行機が実際の高さよりも高い高度にあるような錯覚を生じやすい。(c)大気現象による錯覚:風防に当たる雨はより低い高度にいるように、大気の霞は滑走路までの距離を近くにいるように見せかける錯覚の原因となる。(d)無物標による錯覚:地上物標のない場所、例えば水面、暗い地域または積雪に覆われた地形ではPathが低くなりやすい。

正答 (3)
正答は (3)。風防に当たる雨は実際より高く、霞は滑走路を遠くに見せるので(c)だけが誤りで、正しいものは3つです。 (a)正しい。傾いた雲の稜線や、地上の灯火と星が混じった暗闇などは、水平線を誤って認識する疑似水平線の錯覚を起こします。(b)正しい。幅の狭い滑走路は、実際より高い所にいるように見え、進入が低くなりやすいです。(c)誤り。風防の雨は実際より高い高度にいるように、霞は滑走路を遠くにあるように見せます。どちらも進入が低くなる原因になります。(d)正しい。水面や暗い地域、雪原のように地上の目標が無い所では、実際より高く感じてPathが低くなりやすいです。 【見分け方】 「狭い滑走路・雨・霞・目標なし」はどれも高く(遠く)見えて、進入が低くなる錯覚です。

出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問14(国土交通省 公表)出典元ページ

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