ジェット気流について述べた次の文章の下線部(a)~(e)の正誤の組み合わせについて、(1)~(4)の中で正しいものはどれ…
航空気象 第14問
ジェット気流について述べた次の文章の下線部(a)~(e)の正誤の組み合わせについて、(1)~(4)の中で正しいものはどれか。一般にジェット気流は、(a)風速50kt以上(WMOの定義では25m/secを下限としている。)、(b)長さが数1,000km、(c)幅が数10km、(d)厚さが数kmあり、鉛直および水平方向に強い風のシアーがある。上層のジェット気流では(e)最大風速が200ktを越えることもある。
- (1)(a): 正 (b): 正 (c): 誤 (d): 誤 (e): 誤
- (2)(a): 誤 (b): 誤 (c): 正 (d): 誤 (e): 正
- (3)(a): 正 (b): 誤 (c): 誤 (d): 正 (e): 誤
- (4)(a): 誤 (b): 正 (c): 誤 (d): 正 (e): 正
正答 (4)
正答は (4)。(a)誤、(b)正、(c)誤、(d)正、(e)正 の組み合わせです。
WMO(世界気象機関)の定義では、ジェット気流は対流圏の上部や成層圏にある、ほぼ水平の軸に沿った強く狭い気流で、鉛直方向と水平方向に強い風のシアーを伴います。
(a)誤り。一般に風速60kt以上の強風帯をいい、WMOの定義では軸の風速の下限を30m/sとしています。「50kt以上」「25m/s」ではありません。(b)正しい。長さは数千kmに及びます。(c)誤り。幅は「数百km」です。「数10km」ではありません。(d)正しい。厚さ(鉛直の広がり)は数kmです。(e)正しい。冬の日本付近の亜熱帯ジェット気流では、最大風速が200ktを超えることもあります。
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【ジェット気流の大きさの目安】
長さ 数千km
幅 数百km
厚さ 数km
長さ・幅・厚さが、千・百・一の単位で一けたずつ小さくなると覚えておくと、数字の入れ替えに気づきやすくなります。
【航空での注意】
ジェット気流の軸の付近、とくに極側や軸の下側では、風のシアーによる晴天乱気流(CAT)が起こりやすいとされます。
出典:令和4年5月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空気象 問14(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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