雷雲の放電に関する記述で誤りはどれか。…
航空気象 第15問
雷雲の放電に関する記述で誤りはどれか。
- (1)雷雲の中で一度放電が行われると、たとえ雲頂が低下し雲頂温度が高くなっても放電は続く。
- (2)最も広範囲の水平放電は、最盛期の雷雲の中の0℃~+10℃の層で起こる。
- (3)放電回数最多の時期は、降雨強度最大の時期に続いて起こる。
- (4)雷雲はその最盛期で、雲頂高度が最高になったとき放電回数が最も多い。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
雷雲の中の電荷は、氷晶と霰(あられ)がぶつかり合う気温0℃より低い層で分かれてたまります。最も広い範囲の水平放電も、この0℃より寒い層(0℃からマイナス十数℃の層)で起こるとされ、記述の「0℃〜+10℃の層」(0℃より暖かい層)ではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 雷雲の中でいったん放電が始まると、雲頂が下がって雲頂温度が
上がってもしばらく放電は続くとされます 正しい
(3) 教本では、放電回数が最も多い時期は、降雨強度が最大の時期に
続いて起こるとされています 正しい
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 放電回数は、最盛期に雲頂高度が最も高くなったときに最も多くなるとされます 正しい
【雷雲の一生】
発達期 上昇気流だけ。雲が急に成長する
最盛期 上昇気流と下降気流が共存。強い雨・雷・乱気流・ひょう
消滅期 下降気流が主になり、雨と雷が弱まる
最盛期の雷雲には近づかず、十分に離れて避けます。
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空気象 問15(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「航空気象」のほかの問題
- 令和元年7月期 第18問次の運航用飛行場予報(TAF)の説明で正しいものはどれか。(各設問の時間は24時間表記)
- 令和2年7月期 第2問周囲より3℃気温の低い空気塊が、0.7℃/100mの気温減率をもった大気中を、ある高度か
- 令和2年11月期 第9問台風の雲と風に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の
- 令和4年3月期 第2問1日の最高気温と最低気温の差についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか
- 令和5年7月期 第2問逆転層の成因についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)
- 平成31年3月期 第19問高層断面図に関する記述で誤りはどれか。
スポンサーリンク

