健康食品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第3問

健康食品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 健康増進や維持の助けになることが期待されるいわゆる「健康食品」は、あくまで食品であり、医薬品とは法律上区別される。b 「栄養機能食品」は、身体の健全な成長や発達、健康維持に必要な栄養成分(ビタミン、ミネラルなど)の補給を目的としたもので、国が定めた規格基準に適合したものであれば、その栄養成分の健康機能を表示できる。c 「特定保健用食品」は、事業者の責任で科学的根拠をもとに疾病に罹患していない者の健康維持及び増進に役立つ機能を商品のパッケージに表示するものとして国に届出された商品であるが、国の個別の許可を受けたものではない。d いわゆる健康食品は、医薬品との相互作用で薬物治療の妨げになることがある。

正答 (1)
正答は (1)。(a)(b)(d)が正しく、(c)が誤りです。 【(a)正しい ―― 健康食品は法律上、食品です】 健康増進や維持の助けになることが期待されるいわゆる「健康食品」は、あくまで食品であり、医薬品とは法律上区別されます。したがって、医薬品的な効能効果を表示することはできません。 【(b)正しい ―― 栄養機能食品の仕組み】 栄養機能食品は、身体の健全な成長や発達、健康維持に必要な栄養成分(ビタミン、ミネラルなど)の補給を目的としたもので、国が定めた規格基準に適合したものであれば、その栄養成分の健康機能を表示できます。個別の許可を受ける必要はなく、届出も不要です。
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 表示の例  カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です  ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、  抗酸化作用を持つ栄養素です  ただし、栄養機能表示と併せて、  消費者庁長官の個別の審査を受けたものではない旨の注意喚起表示等を行わなければなりません 【(c)が誤り ―― これは機能性表示食品の説明です】 「事業者の責任で科学的根拠をもとに、疾病に罹患していない者の健康維持及び増進に役立つ機能を商品のパッケージに表示するものとして国に届出された商品であるが、国の個別の許可を受けたものではない」というのは、機能性表示食品の説明です。  特定保健用食品  健康増進法に基づく許可または承認を受けて、  食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品  個別に(一部は規格基準に従って)  国の審査を受け、許可を受けたもの  特定の保健の用途を表示できる 「国の個別の許可を受けている」のが特定保健用食品、「届出のみで、国の個別の許可を受けていない」のが機能性表示食品です。この対比は毎回のように問われますので、確実に押さえてください。 【(d)正しい ―― 相互作用があります】 いわゆる健康食品は、医薬品との相互作用で薬物治療の妨げになることがあります。  代表例  セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ) ……  医薬品の代謝を促進し、医薬品の効き目を弱めることがある 健康食品は誰もが手軽に利用できるだけに、摂取しているかどうかを販売時に確認する必要があります。「食品だから薬とは関係ない」と考えている購入者も少なくありません。

出典:登録販売者試験 令和4年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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