次の記述は、ユビデカレノン(コエンザイムQ10)に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。…
主な医薬品とその作用 第40問
次の記述は、ユビデカレノン(コエンザイムQ10)に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。a 肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分で、摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働く。b 医薬品的な効能効果が標榜又は暗示されていなければ、食品の素材として流通することが可能である。c 小児における心疾患による動悸、息切れ、むくみの症状があるような場合にも使用できる一般用医薬品がある。d 効果がみられるまでには時間がかかるため、症状の改善がみられなくても4週間以上は使用を続けるように説明することが重要である。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、d)
- (4)(c、d)
正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a、b)です。
【a 正しい ―― エネルギー代謝に関与】
ユビデカレノンは、肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分で、摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働きます。別名コエンザイムQ10とも呼ばれます。
【b 正しい ―― 食品の素材としても流通】
コエンザイムQ10については、医薬品的な効能効果が標榜または暗示されていなければ、食品(いわゆる健康食品)の素材として流通することが可能となっています。そうした食品と合わせて摂取された場合、胃部不快感や吐きけ、下痢等の副作用が現れやすくなるおそれがあります。
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【c 誤り ―― 15歳未満の小児向けの製品はない】
小児において心疾患による動悸、息切れ、むくみの症状があるような場合には、医師の診療を受けることが優先されるべきであり、15歳未満の小児向けの製品はありません。
【d 誤り ―― 2週間位で改善がなければ漫然と続けない】
2週間位使用して症状の改善がみられない場合には、心臓以外の病気が原因である可能性も考えられ、漫然と使用を継続することは適当でないとされています。「4週間以上は使用を続けるよう説明する」は誤りです。
【関連する知識】
ユビデカレノンは、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされ、軽度な心疾患により日常生活の身体活動を少し越えたときに起こる動悸、息切れ、むくみの症状に用いられます。
出典:登録販売者試験 令和5年度(北海道 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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