次の記述は、自律神経系に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。…
人体の働きと医薬品 第72問
次の記述は、自律神経系に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。a 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンである。b 通常、交感神経系と副交感神経系は、互いに拮抗して働く。c 目では、交感神経系が活発になると瞳孔が収縮する。d 胃では、副交感神経が活発になると胃液の分泌が亢進する。
- (1)(a、c)
- (2)(a、d)
- (3)(b、c)
- (4)(b、d)
正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(b、d)です。
【a 誤り ―― 神経伝達物質が逆】
交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンです。記述は両者が逆になっています。なお、汗腺を支配する交感神経線維の末端ではアセチルコリンが伝達物質として放出されます。
【b 正しい ―― 拮抗して働く】
自律神経系は交感神経系と副交感神経系からなり、通常、交感神経系と副交感神経系は、互いに拮抗して働きます。一方が活発になっているときには他方は活動を抑制して、効果を及ぼす各臓器・器官(効果器)を制御しています(自律神経系の二重支配)。
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【c 誤り ―― 交感神経で瞳孔は「散大」】
目では、交感神経系が活発になると瞳孔が散大し、副交感神経系が活発になると瞳孔が収縮します。
【d 正しい ―― 胃液の分泌亢進】
胃では、副交感神経系が活発になると胃液の分泌が亢進します。交感神経系が活発になると、血管が収縮します。
【覚え方】
交感神経は「闘争か逃走か」の体の状態をつくる神経です。瞳孔は開き、心拍は増え、消化の働きは抑えられる、と整理しましょう。
出典:登録販売者試験 令和5年度(北海道 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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