滋養強壮保健薬とその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。…

主な医薬品とその作用 第55問

滋養強壮保健薬とその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。a システインは、下垂体や副腎系に作用し、ホルモン分泌の調節に関与するとされ、主薬製剤の服用後、ときに生理(月経)が早く来たり、経血量が多くなったりする。b ガンマ-オリザノールは、妊娠3ヶ月以内の妊婦、妊娠していると思われる女性および妊娠を希望する女性では、新生児の先天異常の割合が上昇したとの報告があるため、過剰摂取に留意する必要がある。c 十全大補湯は、胃腸の弱い人では、胃部不快感の副作用が現れやすい等、不向きとされる。d 補中益気湯は、まれではあるが、重篤な副作用として間質性肺炎や肝機能障害が生じることがある。

正答 (2)
正答は (2)。(a)誤、(b)誤、(c)正、(d)正です。 【(a)が誤り ―― それはビタミンEの説明】 「下垂体や副腎系に作用してホルモン分泌の調節に関与するとされ、ときに生理が早く来たり、経血量が多くなったりする」のは、ビタミンE(トコフェロール)の説明です。システインは、髪や爪、肌などに存在するアミノ酸の一種で、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きや、肝臓でのアルコールの分解を促す働きがあるとされます。 【(b)が誤り ―― それはビタミンAの説明】
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妊娠3ヶ月以内の妊婦などで新生児の先天異常の割合が上昇したとの報告があるのは、ビタミンAです。ガンマ-オリザノールは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミンE等と組み合わせて配合されている場合があります。 【(c)正しい ―― 十全大補湯】 体力虚弱なものの病後・術後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振などに適すとされますが、胃腸の弱い人では胃部不快感の副作用が現れやすいなど、不向きとされます。 【(d)正しい ―― 補中益気湯】 まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られています。十全大補湯、補中益気湯はいずれも構成生薬にカンゾウを含みます。

出典:登録販売者試験 令和3年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ

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