殺虫剤・忌避剤及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。…

主な医薬品とその作用 第59問

殺虫剤・忌避剤及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。a 殺虫剤や忌避剤の中には、原液を用時希釈して用いる等、取扱い上、人体に対する作用が緩和とはいえない製品がある。b 燻蒸にてゴキブリの駆除を行う場合、卵は殺虫剤成分が浸透しない殻で覆われているため、孵化後にもう一度燻蒸処理を行う必要がある。c メトプレンは、幼若ホルモンに類似した作用を有するため、ダニの駆除に用いられる。d フェニトロチオンは、シラミの駆除を目的とする場合は、人体に直接適用されるものである。

正答 (1)
正答は (1)。(a)正、(b)正、(c)誤、(d)誤です。 【(a)正しい ―― 作用が緩和とはいえない製品】 殺虫剤・忌避剤のうち、原液を用時希釈して使うもの、長期間にわたって持続的に殺虫成分を放出させるもの、一度に大量の殺虫成分を放出させるものなど、取扱い上、人体に対する作用が緩和とはいえない製品は、医薬品として扱われます。 【(b)正しい ―― ゴキブリの卵】 ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、燻蒸処理を行う場合は、3週間位後にもう一度燻蒸処理を行い、孵化した幼虫を駆除する必要があります。
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【(c)が誤り ―― メトプレンはダニに無効】 メトプレンは、幼若ホルモンに類似した作用を有し、幼虫が蛹になるのを妨げる昆虫成長阻害成分です。蛹にならずに成虫になる不完全変態の昆虫やダニには無効です。 【(d)が誤り ―― 人体に直接使うのはフェノトリン】 シラミの駆除を目的とする製品で、殺虫成分として唯一人体に直接適用されるのはフェノトリンです。フェニトロチオンは有機リン系殺虫成分で、人体に直接適用されるものではありません。

出典:登録販売者試験 令和3年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ

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