口腔咽喉薬及び含嗽薬とその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。…
主な医薬品とその作用 第31問
口腔咽喉薬及び含嗽薬とその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。a 口腔咽喉薬には、鎮咳成分や気管支拡張成分、去痰成分は配合されていない。b 含嗽薬の殺菌消毒効果は、含嗽薬の使用後すぐに食事を摂った場合でも影響はない。c グリチルリチン酸二カリウムは、喉の粘膜を刺激から保護する成分として配合されている。d バセドウ病や橋本病の甲状腺疾患の診断を受けた人が、ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬を使用する場合、その適否について、治療を行っている医師等に相談する必要がある。
- (1)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (2)a: 正 b: 誤 c: 誤 d: 正
- (3)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (4)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 誤
- (5)a: 誤 b: 誤 c: 誤 d: 正
正答 (2)
正答は (2)。(a)正、(b)誤、(c)誤、(d)正です。
【(a)正しい ―― 口腔咽喉薬の範囲】
口腔咽喉薬は、口腔内又は咽頭部の粘膜に局所的に作用して、炎症による痛みや腫れなどの症状を和らげることを主な目的とするものです。鎮咳成分や気管支拡張成分、去痰成分は配合されていません。これらを含むものは鎮咳去痰薬に分類されます。
【(b)誤り ―― すぐの食事で効果が薄れる】
含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、殺菌消毒効果が薄れやすくなります。「影響はない」は誤りです。
【(c)誤り ―― グリチルリチン酸二カリウムは抗炎症成分】
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グリチルリチン酸二カリウムは、声がれ、喉の荒れ、喉の不快感などの症状を鎮めることを目的とする抗炎症成分です。喉の粘膜を刺激から保護する成分(局所保護成分)として配合されるのはグリセリンです。
【(d)正しい ―― ヨウ素と甲状腺疾患】
ポビドンヨードなどのヨウ素系殺菌消毒成分は、口腔粘膜から吸収されたり飲み込まれたりして、ヨウ素の摂取につながります。バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患の診断を受けた人では、治療に悪影響(治療薬の効果減弱など)を生じるおそれがあるため、使う前に治療を行っている医師等に相談する必要があります。
出典:登録販売者試験 令和7年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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