点眼薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第86問

点眼薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 点眼薬の1滴の薬液量は、結膜嚢の容積より少ないため、薬液が結膜嚢内に行き渡るよう一度に数滴点眼することが効果的とされる。イ 点眼後に目頭を押さえることで、薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐことができ、効果的とされる。ウ 1回使い切りタイプとして防腐剤を含まない点眼薬では、ソフトコンタクトレンズ装着時に使用できるものがある。エ 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障を改善できるものもある。

正答 (4)
正答は (4)。ア: 誤、イ: 正、ウ: 正、エ: 誤 の組み合わせです。 【ア 誤り ―― 1滴で十分】 1滴の薬液の量は約50μLであるのに対して、結膜嚢の容積は30μL程度とされており、一度に何滴も点眼しても効果が増すわけではなく、むしろ薬液が鼻腔内へ流れ込み、鼻粘膜や喉から吸収されて、副作用を起こしやすくなります。「1滴の薬液量は結膜嚢の容積より少ない」が逆です。 【イ 正しい ―― 目頭を押さえる】 点眼後は、しばらく眼瞼(まぶた)を閉じて、薬液を結膜嚢内に行き渡らせます。その際、目頭を押さえると、薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐことができ、効果的とされています。
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【ウ 正しい ―― 防腐剤を含まない1回使い切りタイプ】 コンタクトレンズをしたままでの点眼は、添付文書に使用可能と記載されていない限り行うべきではありません。1回使い切りタイプとして防腐剤を含まない製品では、ソフトコンタクトレンズ装着時にも使用できるものがあります。 【エ 誤り ―― 緑内障を改善できる一般用医薬品はない】 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはなく、配合されている成分によっては、緑内障の悪化につながるおそれがあるものもあります。緑内障の診断を受けた人は、医師の診療を受ける必要があります。

出典:登録販売者試験 令和2年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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