口内炎及び口内炎用薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第92問
口内炎及び口内炎用薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)口内炎は口腔の粘膜上皮に水疱や潰瘍ができて痛み、ときに口臭を伴う。
- (2)グリチルレチン酸は、口腔粘膜の炎症を和らげることを目的として、口内炎用薬に用いられる。
- (3)シコンは、ムラサキ科のムラサキの葉を基原とする生薬で、患部からの細菌感染を防止することを期待して口内炎用薬に用いられる。
- (4)口内炎が再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられるので、医療機関を受診するなどの対応が必要である。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
【(3) 誤り ―― シコンは「根」、作用は組織修復促進・抗菌】
シコンは、ムラサキ科のムラサキの根を基原とする生薬で、組織修復促進、抗菌などの作用を期待して口内炎用薬に用いられます。「葉」ではありません。患部からの細菌感染を防止することを目的として配合されるのは、セチルピリジニウム塩化物、クロルヘキシジン塩酸塩、アクリノール、ポビドンヨード等の殺菌消毒成分です。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。口内炎は、口腔の粘膜上皮に水疱や潰瘍ができて痛み、ときに口臭を伴います。発生の仕組みは必ずしも解明されていませんが、栄養摂取の偏り、ストレスや睡眠不足、唾液分泌の低下、口腔内の不衛生などが要因となるとされています。
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(2) 正しい。口腔粘膜の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸等の抗炎症成分が用いられます。
(4) 正しい。口内炎や舌炎は、通常であれば1〜2週間で自然寛解しますが、一度に複数箇所に発生して食事に著しい支障を来すほどの状態であれば医療機関を受診します。再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられます。
出典:登録販売者試験 令和2年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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