薬の体内での働きに関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…
人体の働きと医薬品 第32問
薬の体内での働きに関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。医薬品が効果を発揮するためには、有効成分がその作用の対象である器官や組織の細胞外液中に、一定以上の濃度で分布する必要がある。医薬品が摂取された後、成分が吸収されるにつれて血中濃度は上昇し、( ア )を超えたときに薬効が現れる。また、一度に医薬品を大量に摂取して血中濃度がある濃度以上になると、薬効は( イ )、副作用の発症リスクは( ウ )。
- (1)ア: 最小有効濃度 イ: 増強し ウ: 変わらない
- (2)ア: 最小有効濃度 イ: 頭打ちとなり ウ: 高くなる
- (3)ア: 最高有効濃度 イ: 頭打ちとなり ウ: 高くなる
- (4)ア: 最高有効濃度 イ: 頭打ちとなり ウ: 変わらない
- (5)ア: 最高有効濃度 イ: 増強し ウ: 高くなる
正答 (2)
正答は (2)。ア「最小有効濃度」、イ「頭打ちとなり」、ウ「高くなる」が入ります。
【血中濃度と薬効】
医薬品が摂取されると、成分が吸収されるにつれて血中濃度は上昇し、ある最小の濃度(最小有効濃度)を超えたときに生体の反応としての薬効が現れます。
一度に大量の医薬品を摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上になると、より強い薬効は得られなくなり(薬効は頭打ちとなり)、一方で有害な作用(副作用や毒性)も現れやすくなります(副作用の発症リスクは高くなる)。
【有効域と用法用量】
全身作用を目的とする医薬品の多くは、使用後の一定期間、有効成分の血中濃度が治療域(最小有効濃度と、毒性が現れる濃度域の間)に維持されるよう、使用量や使用間隔が定められています。「最高有効濃度」という用語は使われません。
出典:登録販売者試験 令和4年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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