プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された鼻炎用内服薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさ…

主な医薬品とその作用 第84問

プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された鼻炎用内服薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 鼻炎用内服薬では、鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合される場合がある。イ パーキンソン病の治療のためにモノアミン酸化酵素阻害剤を使用している人が、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された鼻炎用内服薬を使用した場合、体内でのプソイドエフェドリンの代謝が妨げられて、副作用が現れやすくなるおそれがある。ウ 前立腺肥大による排尿困難の症状がある人では、症状を悪化させるおそれがあるため、プソイドエフェドリン塩酸塩の使用を避ける必要がある。エ プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された内服薬の服用後は、プソイドエフェドリンの作用により眠気が促されるため、乗物や機械類の運転操作を避ける必要がある。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(イ)と(ウ)です。 【(ア)が誤り ―― これは抗コリン成分の説明】 鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑え、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることによって鼻汁分泌やくしゃみを抑えるのは、ベラドンナ総アルカロイドやヨウ化イソプロパミドなどの抗コリン成分です。プソイドエフェドリン塩酸塩はアドレナリン作動成分で、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として配合されます。 【(イ)正しい ―― MAO 阻害剤との相互作用】
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パーキンソン病の治療のため医療機関でセレギリン塩酸塩等のモノアミン酸化酵素阻害剤が処方されて治療を受けている人が、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された鼻炎用内服薬を使用した場合、体内でのプソイドエフェドリンの代謝が妨げられて、副作用が現れやすくなるおそれが高くなります。 【(ウ)正しい ―― 前立腺肥大による排尿困難】 プソイドエフェドリン塩酸塩は、交感神経刺激作用により尿の貯留・尿閉を生じるおそれがあるため、前立腺肥大による排尿困難の症状がある人は使用を避けます(「してはいけないこと」の対象です)。 【(エ)が誤り ―― 不眠や神経過敏】 プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがあります。眠気を促す作用ではありません。

出典:登録販売者試験 令和4年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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