殺虫剤・忌避剤に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第99問
殺虫剤・忌避剤に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)ヒトが、有機リン系殺虫成分に高濃度又は多量に曝露した場合、縮瞳や呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。
- (2)有機塩素系殺虫成分は、除虫菊の成分から開発された成分であり、比較的速やかに自然分解するため残効性が低く、家庭用殺虫剤に広く用いられている。
- (3)カーバメイト系殺虫成分は、アセチルコリンエステラーゼと可逆的に結合し、アセチルコリンエステラーゼを阻害することによって殺虫作用を示す。
- (4)ディートは、医薬品又は医薬部外品の忌避剤の有効成分のうち、最も効果的で、効果の持続性も高いとされているが、生後6ヶ月未満の乳児への使用を避けることとされている。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
【(2)が誤り ―― これはピレスロイド系の説明】
除虫菊の成分から開発され、比較的速やかに自然分解して残効性が低いため、家庭用殺虫剤に広く用いられているのは、ペルメトリン、フェノトリンなどのピレスロイド系殺虫成分です。有機塩素系殺虫成分(オルトジクロロベンゼンなど)は、DDT 等が残留性や体内蓄積性の問題から使用されなくなった経緯があり、現在ではウジ、ボウフラの防除の目的で使用されているものがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。有機リン系殺虫成分は、アセチルコリンエステラーゼと
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不可逆的に結合してその働きを阻害します。
ヒトが高濃度又は多量に曝露した場合、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがあります。
(3) 正しい。カーバメイト系殺虫成分(プロポクスルなど)は、
アセチルコリンエステラーゼと可逆的に結合して働きを阻害します。
(4) 正しい。ディートは、医薬品又は医薬部外品の忌避剤の有効成分のうち
最も効果的で効果の持続性も高いとされますが、生後6ヶ月未満の乳児への使用を避けることとされています。
出典:登録販売者試験 令和4年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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