口腔咽喉薬、含嗽薬及びそれらの配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第70問

口腔咽喉薬、含嗽薬及びそれらの配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 水で用時希釈して使用する含嗽薬は、調製した濃度が濃いほど高い効果が得られる。イ 口内炎などにより口腔内にひどいただれがある人では、配合成分が循環血流中へ移行することにより全身的な影響が生じやすくなる。ウ 白虎加人参湯は、体力に関わらず使用でき、喉が腫れて痛み、ときに咳がでるものの扁桃炎、扁桃周囲炎に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。エ ヨウ素は、レモン汁やお茶などに含まれるビタミンCと反応すると脱色を生じて殺菌作用が失われる。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(イ)と(エ)です。 【(ア)が誤り ―― 濃いほど効くわけではない】 水で用時希釈又は溶解して使用する含嗽薬は、用法用量に従って適切な濃度で使用する必要があります。調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分に得られません。 【(イ)正しい ―― ひどいただれがある場合】 口内炎などにより口腔内にひどいただれがある人では、刺激感等が現れやすいほか、循環血流中への移行による全身的な影響も生じやすくなります。 【(ウ)が誤り ―― これは桔梗湯の説明】 体力に関わらず使用でき、喉が腫れて痛み、ときに咳がでるものの扁桃炎、扁桃周囲炎に適すとされるのは、桔梗湯です。白虎加人参湯は、体力中等度以上で、熱感と口渇が強いものの喉の渇き、ほてり、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみに適すとされ、体の虚弱な人、胃腸虚弱で冷え症の人では不向きとされます。
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【(エ)正しい ―― ヨウ素とビタミンC】 ヨウ素は、レモン汁やお茶などに含まれるビタミンC 等の成分と反応すると脱色を生じて殺菌作用が失われるため、ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬では、そうした食品を摂取した直後の使用や混合は避けることが望ましいとされます。

出典:登録販売者試験 令和5年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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