循環器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

人体の働きと医薬品 第24問

循環器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 心臓が収縮したときの血圧を最大血圧、弛緩したときの血圧を最小血圧という。b 静脈にかかる圧力は比較的低いため、静脈の血管壁は動脈よりも薄い。c 好中球は、白血球の約1/3を占め、細菌、ウイルス等の異物を認識したり、それらに対する抗体を産生する。d 血漿中のアルブミンは、その多くが、免疫反応において、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を特異的に認識する抗体としての役割を担う。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(b)です。 【(a)正しい ―― 最大血圧と最小血圧】 心臓が収縮したときの血圧を最大血圧、弛緩したときの血圧を最小血圧といいます。 血圧とは …… 血管内に一定の圧力がかかる状態をいい、通常は動脈の内圧を指します。 【(b)正しい ―― 静脈の血管壁は薄い】 静脈にかかる圧力は比較的低いため、静脈の血管壁は動脈よりも薄くなっています。 静脈の特徴 …… 四肢を通る静脈では、血流が重力の影響を受けやすいため、一定の間隔で弁が存在し、血液の逆流を防いでいます。
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動脈の特徴 …… 弾力性があり、圧力がかかっても耐えられるようになっています。 血管壁の弾力性が損なわれ、もろくなると動脈硬化です。 【(c)が誤り ―― 約1/3ではなく約60%】 好中球は、白血球の約60%を占めます。また、異物を認識したりそれらに対する抗体を産生するのはリンパ球です。 白血球の内訳 …… 好中球 …… 約60%。        血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、感染が起きた組織に集まって細菌等を取り込んで分解する リンパ球 …… 約1/3。         T細胞リンパ球(異物を認識)とB細胞リンパ球(抗体を産生)がある 単球 …… 約5%。        最も大きく、強い食作用を持つ。        組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる 設問は好中球の割合にリンパ球の数字を当て、働きにもリンパ球の働きを当てています。 【(d)が誤り ―― 抗体はグロブリン】 アルブミンは、血液の浸透圧を保持する働きがあり、また、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して代謝や排泄を受けにくくします。 抗体としての役割を担うのは …… グロブリンです。 その多くが、免疫反応において体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を特異的に認識する 抗体としての役割を担うため、免疫グロブリンとも呼ばれます。

出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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