変針点Aから変針点Bへ飛行中、Aから40nmの地点において、オフコースの距離が4nmであった。この地点からBへ飛行するた…
空中航法 第7問
変針点Aから変針点Bへ飛行中、Aから40nmの地点において、オフコースの距離が4nmであった。この地点からBへ飛行するための修正角に最も近いものはどれか。ただし、AB間の距離は120nmとする。
- (1)4°
- (2)6°
- (3)9°
- (4)12°
正答 (3)
正答は (3)。修正角は9°です。
【使う考え方 ―― 1 in 60 rule】
角度(°) ≒ 60 × 横ずれ(nm)÷ 距離(nm)
【修正角は二つの角の和】
修正角 = トラックエラー角 + クロージング角
トラックエラー角 …… これまでの航跡が予定経路から
開いている角度
クロージング角 …… 現在地からBへ向かうために
追加で必要な角度
【トラックエラー角】
Aから40nm飛んで4nmずれたので、
60 × 4 ÷ 40 = 6°
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【クロージング角】
残りの距離は 120 − 40 = 80nm です。
60 × 4 ÷ 80 = 3°
【修正角】
6 + 3 = 9°
【なぜ和になるのか】
図に描くとわかります。
現在の機首方位のままでは、予定経路から6°開いたまま飛び続けることになり、ずれは広がります。
まず6°戻して経路と平行にする
さらに3°切り込んでBへ向かう
この二段階を合わせた角度が修正角です。
【間違えやすい点】
クロージング角だけを求めて「3°」と答えたり、トラックエラー角だけで「6°」と答えたりすると、選択肢(1)(2)に誘導されます。
(1)4° …… 半端な値
(2)6° …… トラックエラー角だけ
(3)9° …… 正解
(4)12° …… 6を2倍したもの
三つの数字が並んでいるのは、途中で止まった答えを拾うためです。
【出題の変形】
同じ設定で「修正角が9°のときAB間の距離はいくらか」と問われる回もあります。その場合は、
クロージング角 = 9 − 6 = 3°
残り距離 = 60 × 4 ÷ 3 = 80nm
AB間 = 40 + 80 = 120nm
と逆にたどります。関係式は同じなので、どちらの向きでも解けるようにしておいてください。
出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 空中航法 問7(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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