変針点Aから変針点Bへ飛行中、Aから40nmの地点において4nmオフコースしていた。この地点からBへ飛行するための修正角…

空中航法 第7問

変針点Aから変針点Bへ飛行中、Aから40nmの地点において4nmオフコースしていた。この地点からBへ飛行するための修正角が 9°であったときのAB間の距離はどれか。ただし、風向風速は一定とする。

正答 (3)
正答は (3)。120nmです。 【使う考え方 ―― 1 in 60 rule】 60nm離れた地点で1nmずれる角度が、およそ1° これを使うと、距離と横ずれから角度が、角度と距離から横ずれが求められます。 角度(°) ≒ 60 × 横ずれ(nm)÷ 距離(nm) 【修正角は二つの角の和】 Aから40nm飛んで4nmオフコースしたとき、機首を元の経路に平行に戻すだけでは、ずれは埋まりません。Bに到達するにはさらに内側へ切り込む必要があります。 修正角 = トラックエラー角 + クロージング角
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トラックエラー角 …… これまでの航跡が予定経路から            開いている角度 クロージング角  …… 現在地からBへ向かうために            追加で必要な角度 【トラックエラー角】 = 60 × 4 ÷ 40 = 6° 【クロージング角】 修正角9°から6°を引いて = 3° 【残り距離】 クロージング角3°で4nmを詰めるのですから、 3 = 60 × 4 ÷ 残り距離 残り距離 = 240 ÷ 3 = 80nm 【AB間の距離】 40 + 80 = 120nm 【検算】 トラックエラー 60 × 4 ÷ 40 = 6° クロージング  60 × 4 ÷ 80 = 3° 修正角 6 + 3 = 9° ✓ 【間違えやすい点】 修正角9°をそのままクロージング角として計算すると、残り距離=240÷9≒27nm、AB間=67nmとなり、選択肢の60nmに近い値が出てしまいます。 二つの角の和であるという点が、この問題の核心です。 【なぜ和になるのか】 図に描くとわかります。Aから引いた実際の航跡は予定経路から6°開いています。この機首方位のまま飛べば、ずれは広がり続けます。まず6°戻して経路と平行にし、さらに3°切り込んで初めてBに向かうことになります。

出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 空中航法 問7(国土交通省 公表)出典元ページ

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