横風制限値が25ktである航空機が、RWY25(磁方位251°)に着陸する際に、タワーから通報される地上風(a)~(d)…
空中航法 第1問
横風制限値が25ktである航空機が、RWY25(磁方位251°)に着陸する際に、タワーから通報される地上風(a)~(d)のうち制限値内となるものの組み合わせで、正しいものはどれか。(1)~(4)の中から選べ。(a)180°/28kt(b)200°/30kt(c)280°/40kt(d)300°/35kt
- (1)a,c
- (2)a,d
- (3)b,d
- (4)b,c
正答 (4)
正答は (4)。制限値内なのは b と c です。
【横風成分の求め方】
横風成分 = 風速 × sin(滑走路方位と風向の差)
RWY25の磁方位は251°です。各風の角度差を出して計算します。
(a)180°/28kt 角度差 251-180=71°
28 × sin71° = 28 × 0.95 ≒ 26.5kt → 25ktを超える
(b)200°/30kt 角度差 251-200=51°
30 × sin51° = 30 × 0.78 ≒ 23.3kt → 制限値内
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(c)280°/40kt 角度差 280-251=29°
40 × sin29° = 40 × 0.48 ≒ 19.4kt → 制限値内
(d)300°/35kt 角度差 300-251=49°
35 × sin49° = 35 × 0.75 ≒ 26.4kt → 25ktを超える
【風速の大きさに惑わされない】
(c)は40ktと最も強い風ですが、滑走路にほぼ正対しているため横風成分は最小です。逆に(a)は28ktと最も弱いのに、真横に近い角度なので横風成分が最大になります。角度がすべてを決めるという問題です。
角度差30° → 横風は風速の約半分
角度差45° → 横風は風速の約0.7倍
角度差60° → 横風は風速の約0.87倍
この三つを覚えておくと、計算尺を使わずに見当がつきます。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 空中航法 問1(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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