周波数の切換えの説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空通信 第13問
周波数の切換えの説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)離陸の管制許可を受領したら、タワーからの指示がなくとも離陸後直ちにデパーチャー周波数に切換えなければならない。(b)グラゥンドからタワー周波数への切換えを指示された際、「MONITOR」の用語が用いられた場合は、当該周波数へ切換えたうえ、「ON YOUR FREQUENCY」 を通報しなければならない。(c)周波数の変更後、当該周波数を聴取し他の通信が行われていないことを確認した後に通信設定を行う。(d)離陸後、周波数の切換えを直接ACCに行う場合は、ACCとの交信可能高度を考慮して、ある程度の高度へ到着したのち切換えを指示される。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(c)(d)の2つです。
【(a)が誤り ―― タワーの指示を待つ】
離陸の管制許可を受けたからといって、指示がないのに勝手にデパーチャー周波数へ切り換えてはいけません。
タワーは、離陸後も滑走路の状況や後続機との関係を見ています。切換えの指示が出るまではタワーの周波数を維持します。
【(b)が誤り ―― MONITORは聴取のみ】
「MONITOR」という用語が使われた場合は、その周波数に切り換えて聴取するだけで、こちらから呼び出しません。
CONTACT …… 切り換えて通信を設定する(こちらから呼ぶ)
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MONITOR …… 切り換えて聴取するだけ(呼ばない)
混雑した周波数で不要な送信を減らすための使い分けです。「ON YOUR FREQUENCY」を通報しなければならない、という記述はMONITORの趣旨と正反対です。
【正しい記述】
(c)周波数を変更したら、まず聴取して他の通信が行われて
いないことを確認してから通信設定を行います。
いきなり送信すると、進行中の交信に重なります。
(d)離陸後に直接ACC(航空交通管制部)へ切り換える場合は、
ACCとの交信可能高度を考慮して、ある程度の高度に達してから切換えが指示されます。
【低空ではACCと交信できない】
ACCの通信所は広域をカバーしますが、低空では電波が届きません。離陸直後にACCへ切り換えてしまうと、どことも交信できない状態になります。だから高度が上がるのを待って切り換えるのです。
(a)と(d)は、どちらも「自分の判断で早く切り換えない」という同じ原則の表と裏になっています。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空通信 問13(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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