トランスポンダーの説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空通信 第15問
トランスポンダーの説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)「ADVISE TYPE OF TRANSPONDER」と管制機関から質問されたので、モードA/3(4096コード)及びモードCを搭載しているので「TRANSPONDER C(Charlie)」と返答した。(b)レーダースコープ上で表示高度と承認高度又は通報された高度の差が200フィート以上ある場合、当該表示高度は管制間隔設定には使用されない。(c)コードの設定又は変更を行うときは手早く行い、コードが7500、7600または7700でとまらないよう注意すること。(d)管制官から表示高度の不正確等の理由により「STOP ALTITUDE SQUAWK」の指示をされた場合、応答中のモードを7700に一度変更し元のコードに戻した後、高度通報スイッチをオフとする。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)の2つです。
【(b)が誤り ―― 200フィートではなく300フィート】
レーダースコープ上の表示高度が、承認高度または操縦士から通報された高度と300フィート以上の差があるとき、その表示高度は管制間隔の設定に使用されません。
記述(b)は「200フィート以上」としており、数値が違います。
【(d)が誤り ―― 7700に変更するのではない】
「STOP ALTITUDE SQUAWK」は、高度情報の送信をやめよという指示です。操縦士は高度通報(モードC)をオフにするだけです。
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コードを7700に変更するというのはとんでもない話で、7700は緊急事態を示すコードです。これを送信すれば、管制機関は直ちに緊急事態として対応を始めてしまいます。
【正しい記述】
(a)「ADVISE TYPE OF TRANSPONDER」と問われたとき、
モードA/3(4096コード)とモードCを搭載していれば「TRANSPONDER CHARLIE」と返答します。
(c)コードの設定・変更は手早く行い、途中で
7500、7600、7700でとまらないよう注意します。
【7500・7600・7700】
7500 …… 不法妨害(ハイジャック)
7600 …… 通信機故障
7700 …… 緊急事態
コードを回していく途中でこれらを一瞬でも表示すると、管制機関に誤った警報が上がります。だから「手早く」通過させる必要があります。
(c)と(d)は、どちらもこの三つのコードを誤って送らないという同じ注意点に関わっています。(d)はその注意点に真っ向から反する記述になっている、という点で見抜けます。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空通信 問15(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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