ある薬物の分解反応を異なる温度で行い、その反応速度定数 k の対数(ln k)を縦軸に、絶対温度 T の逆数(1/T)を…
必須問題(物理) 第3問
ある薬物の分解反応を異なる温度で行い、その反応速度定数 k の対数(ln k)を縦軸に、絶対温度 T の逆数(1/T)を横軸にとってプロットした場合、アレニウスの式に従っているのはどれか。1つ選べ。
正答 (1)
正答は (1)。アレニウスの式 ln k=ln A-Eₐ/(RT) では、ln k と 1/T は傾き-Eₐ/R の右下がりの直線になります。
活性化エネルギー Eₐ は正の値なので、傾き-Eₐ/R は負です。温度が上がる(1/T が小さくなる)ほど k は大きくなるため、グラフは右下がりの直線です。直線の傾きから Eₐ、切片から頻度因子 A を求めます。
【ほかの選択肢】
(2) 右上がりの直線 傾きが正で、Eₐ が負になってしまう 誤り
(3) 水平な直線 Eₐ=0 で、温度に依存しない反応になる 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 曲線(下に凸で右上がり) 直線でなく、向きも逆 誤り
(5) 曲線(右下がり) 向きは合うが直線ではない 誤り
【ポイント】
傾きが急なほど活性化エネルギーが大きく、温度の影響を強く受けます。
出典:第111回 薬剤師国家試験 問3(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「必須問題(物理)」のほかの問題
- 2021年(令和3年) 第3問医薬品の分析法バリデーションにおいて、試料中に共存すると考えられる物質の存在下で、分析対
- 2022年(令和4年) 第2問平衡状態にある次の化学反応系に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第1問下図は水の状態図である。アからイへの矢印が表す相変化はどれか。1つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第5問血清試料の前処理において、除タンパクに用いる酸として最も適しているのはどれか。1つ選べ。
- 2024年(令和6年) 第4問粉末X 線回折パターンの横軸に表されるパラメータはどれか。1つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第3問難溶性塩である水酸化鉄(Ⅲ)(Fe(OH)₃)の純水中での溶解度をS mol/L とする
スポンサーリンク


