セロトニン 5-HT2A 受容体を遮断するため、錐体外路症状が最も発現しにくい統合失調症治療薬はどれか。1つ選べ。…
必須問題(薬理) 第29問
セロトニン 5-HT2A 受容体を遮断するため、錐体外路症状が最も発現しにくい統合失調症治療薬はどれか。1つ選べ。
- (1)ハロペリドール
- (2)フルフェナジン
- (3)タンドスピロン
- (4)リスペリドン
- (5)エスシタロプラム
正答 (4)
正答は (4)。リスペリドンはセロトニン 5-HT₂A 受容体とドパミン D₂ 受容体を遮断する SDA で、5-HT₂A 遮断により錐体外路症状が出にくくなります。
黒質線条体では、セロトニンが 5-HT₂A 受容体を介してドパミンの遊離を抑えています。5-HT₂A 受容体を遮断するとこの抑制が外れ、D₂ 遮断による錐体外路症状が軽くなると考えられています。
【ほかの選択肢】
(1) ハロペリドール ブチロフェノン系の定型薬。D₂ 遮断が強く錐体外路症状が出やすい 誤り
(2) フルフェナジン フェノチアジン系の定型薬で、錐体外路症状が出やすい 誤り
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(3) タンドスピロン 5-HT₁A 受容体の部分刺激薬で、抗不安薬 誤り
(5) エスシタロプラム 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、抗うつ薬 誤り
【ポイント】
SDA(リスペリドン・ペロスピロン・ブロナンセリン・パリペリドン)は非定型抗精神病薬です。
出典:第111回 薬剤師国家試験 問29(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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