さく岩機及びせん孔に関するAからDまでの記述のうち、適切でないもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。…

発破の方法 第4問

さく岩機及びせん孔に関するAからDまでの記述のうち、適切でないもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A 圧縮空気を動力源とするさく岩機は、油圧を動力源とするさく岩機より高速でせん孔を行うことができる。B ビットは、先端に取り付ける刃先でインサートビットとデタッチャブルビットがある。C ロッドは、長孔のせん孔の場合には、数本を継いで使用する。D ベンチ発破のような広い場所での発破では、前回の発破孔を利用してせん孔を行ってよい。

正答 (3)
正答は (3)。A,D が適切でない記述です。 【適切でないもの】 A 油圧式さく岩機のほうが、圧縮空気式より高速でせん孔できる   → 記述は逆 D 前回の発破孔を利用してせん孔を行ってはならない 【Aが誤りなわけ】 圧縮空気は縮むので、力が伝わる途中で逃げる 油は縮みにくいため、打撃の力がそのまま伝わります。だから油圧式のほうが高速です。騒音が小さいのも利点で、近年は油圧式が主流です。 【Dが危ないわけ】 前回の孔尻には、不発の火薬が残っているかもしれない そこにさく岩機を突っ込めば、その場で爆発します。広い場所だから安全ということはありません。残孔の利用は、場所の広さに関係なく禁じられます。
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不発孔から60cm以上離して平行にあける、という定めも同じ理由です。せん孔に先立って不発残留薬の有無を点検することも求められています。 【適切なもの】 B ビットは、先端に取り付ける刃先でインサートビットと   デタッチャブルビットがある C ロッドは、長孔のせん孔の場合には、数本を継いで使用する 【Cが適切なわけ】 一本のロッドには、長さに限りがある ベンチ発破のように深い孔をあけるときは、一本では届きません。継手でつないで、必要な長さにします。 継げないなら、深い孔はあけられません。現に、長孔発破は広く行われています。 【二つのビット】 インサートビット  ロッドの先端に刃先を直接埋め込む デタッチャブルビット ロッドの先端に刃先をはめ込む             (着脱できる) デタッチャブル(detachable)=取り外せるという意味です。摩耗したら刃先だけを交換できるので、現在はこちらが主流です。 刃先の形状には、一文字、十文字などがあります。柔らかい岩には一文字、硬い岩には十文字が向きます。 【せん孔の基本】 孔曲がりのないようにする 表面に凹凸があっても、孔尻の位置をそろえる 発破の効きは孔尻で決まります。

出典:発破技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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