電気発破及び導火線発破の特徴に関するAからDまでの記述のうち、適切でないもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。…

発破の方法 第6問

電気発破及び導火線発破の特徴に関するAからDまでの記述のうち、適切でないもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A 電気発破では、MS、DSなどの段発電気雷管を活用することにより、効果的な発破ができる。B 電気発破は、電気を使用するので、湧水や漏水の多い現場では使用できない。C 電気発破は、落雷のおそれや迷走電流がある場合には行うことができない。D 導火線発破は、大規模な発破や高度な発破計画を必要とする発破に適している。

正答 (5)
正答は (5)。B,D が適切でない記述です。 【適切でないもの】 B 電気発破に用いる電気雷管は耐水性が良好なので、湧水や   漏水の多い現場でも使用できる D 導火線発破は、大規模な発破や高度な発破計画には適さない 【Bが誤りなわけ】 電気雷管は、もともと水に強く作られている むしろ、導火線のほうが水に弱いのです。湿った導火線は燃え方が狂い、不発の原因になります。 結線部に防水の措置を講じれば、深い水中でも電気発破ができます。「電気を使うから水に弱い」という思い込みが誤りです。
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【Dが誤りなわけ】 導火線発破は、一本ずつ手で点火する 点火できる本数に限りがあり、時間差を細かく制御することもできません。大規模な発破や、段発を組み合わせた高度な計画には向きません。 それができるのは電気発破です。多数の孔を同時に点火でき、MSやDSの段発電気雷管を使えば、細かい時間差を作れます。 AとDは正反対のことを述べているので、読み比べれば気づけます。 【適切なもの】 A 電気発破では、MS、DSなどの段発電気雷管を活用する   ことにより、効果的な発破ができる C 電気発破は、落雷のおそれや迷走電流がある場合には行う   ことができない 【Cが正しいわけ】 電気発破の弱点は、意図しない電気で起爆すること 雷が落ちれば強い誘導電流が流れ、迷走電流も回路に入り込みます。どちらも、予期しない起爆を招きます。 だから雷警報器を備え、漏えい電流を測定して原因を取り除きます。それでも危険なら、作業を中止します。 導火管発破なら電気を使わないので、これらの影響を受けません。 【MSとDS】 MS(ミリセカンド) 千分の一秒単位 → 短い DS(デシセカンド) 十分の一秒単位 → 長い MS段発は、爆発音や振動を打ち消し合わせるのに向きます。

出典:発破技士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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