ボイラーにおける重油の燃焼に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。…

燃料及び燃焼に関する知識 第24問

ボイラーにおける重油の燃焼に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A バーナで噴霧された油滴は、送入された空気と混合し、バーナタイルなどの放射熱により加熱されて徐々に気化し、温度が上昇して火炎を形成する。B 燃焼用空気が不足している場合は、火炎は短く、かつ、オレンジ色で、逆火の危険性がある。C 重油の加熱温度が高すぎると、バーナ管内で油が気化し、ベーパロックを起こす。D 重油の加熱温度が低すぎると、噴霧状態にむらができ、息づき燃焼となる。

正答 (2)
正答は (2)。A,Cが適切です。 【B 適切でない】 燃焼用空気が不足している場合、火炎は短くオレンジ色になるのではなく、長く、暗赤色になります。先端に黒煙が出て、炉内の見通しもきかなくなります。 短く白っぽい炎は、逆に空気が過剰なときの姿です。 【D 適切でない】 噴霧状態にむらができて息づき燃焼となるのは、加熱温度が高すぎるときです。低すぎるときではありません。 高すぎるとバーナ管内で油が気化し、油と蒸気が交互に出るような状態になります。低すぎるときは、油が粘いままで霧になりきらず、粒が粗くなります。
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【A 適切】 バーナで噴霧された油滴は、送入された空気と混合し、バーナタイルなどの放射熱により加熱されて徐々に気化し、温度が上昇して火炎を形成します。 【C 適切】 重油の加熱温度が高すぎると、バーナ管内で油が気化し、ベーパロックを起こします。 【CとDが同じ原因の表と裏】 高すぎる → 管内で気化 → ベーパロック、息づき燃焼、炭化物生成 Cで「高すぎると気化する」と認めておきながら、Dでその結果を「低すぎるとき」に付け替えているのが、この設問の作りです。

出典:一級ボイラー技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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