ボイラーにおけるキャリオーバに関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。…

ボイラーの取扱いに関する知識 第13問

ボイラーにおけるキャリオーバに関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A キャリオーバは、ボイラー水に有機物などが存在するときに生じやすい。B キャリオーバが生じると、過熱器にボイラー水が入り、蒸気温度が過昇する。C シリカの選択的キャリオーバは、ボイラー水のシリカ濃度が低いほど生じやすい。D キャリオーバが生じたときは、燃焼量を下げて、圧力計、水面計を見ながら主蒸気弁などを徐々に絞る。

正答 (3)
正答は (3)。A,Dが適切です。 【B 適切でない】 キャリオーバで過熱器にボイラー水が入ると、蒸気温度は過昇ではなく低下します。 水が混じれば、その水を蒸発させるのに熱が使われます。そのぶん蒸気の温度は上がりきりません。さらに、水に溶けていた塩類が過熱器の中に残って付着し、伝熱を妨げます。 【C 適切でない】 シリカの選択的キャリオーバは、ボイラー水のシリカ濃度が高いほど生じやすくなります。低いほど、では逆です。 シリカは高い圧力の蒸気に溶け込んで運ばれます。水の中に多くあるほど、蒸気に移る量も増えます。
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【A 適切】 キャリオーバは、ボイラー水に有機物などが存在するときに生じやすくなります。有機物は泡立ちのもとになります。 【D 適切】 キャリオーバが生じたときは、燃焼量を下げて、圧力計、水面計を見ながら主蒸気弁などを徐々に絞ります。 【絞るのを「徐々に」にするわけ】 急に絞れば圧力が跳ね上がり、急に開ければさらに水を引き出す 原因は、蒸気を取り出す勢いが強すぎて水を連れていくことです。静かに減らして、水面を落ち着かせます。

出典:一級ボイラー技士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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