ボイラー水の吹出しに関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。…
ボイラーの取扱いに関する知識 第16問
ボイラー水の吹出しに関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A ボイラーの運転中にボイラー水の循環が不足気味のときは、上昇管内の気水混合物の密度を小さくし、循環を良くするため水冷壁の吹出しを行う。B 鋳鉄製蒸気ボイラーの吹出しは、酸化鉄、スラッジなどの沈殿を考慮し、燃焼負荷が低いときに、適宜、行う。C 一人で2基以上のボイラーの吹出しを同時に行ってはならない。D 直列に設けられている2個の吹出し弁又はコックを開くときは、ボイラーに近い方の弁又はコックを先に操作する。
- (1)A,B,C
- (2)A,B,D
- (3)A,D
- (4)B,C
- (5)C,D
正答 (5)
正答は (5)。C,Dが適切です。
【A 適切でない】
運転中に水冷壁の吹出しを行ってはいけません。水冷壁は火炎の放射熱をまともに受ける部分で、ここの流れを乱せば、その管が冷やされなくなります。
循環が不足気味のときこそ、抜いてはいけません。吹出しは、循環に関わらない胴やドラムの底から行います。
【B 適切でない】
鋳鉄製蒸気ボイラーの吹出しは、燃焼をしばらく停止して、ボイラー水の一部を入れ替えるときに行います。「燃焼負荷が低いときに、適宜」ではありません。
鋳鉄は急な温度変化に弱い材料です。燃えているところへ冷たい給水が入れば、その差で割れます。
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【C 適切】
一人で2基以上のボイラーの吹出しを同時に行ってはなりません。
【D 適切】
直列に設けられている2個の吹出し弁またはコックを開くときは、ボイラーに近い方を先に操作します。
【同時に行ってはいけないわけ】
吹出し中は水位が下がる。二つを一度に見ることはできない
目を離した隙に水位が安全低水面を割れば、空だきになります。
【近い方を先に開けるわけ】
近い方は急開弁、遠い方は漸開弁
閉じるときは逆で、遠い方(漸開弁)から先に閉じます。急開弁を摩耗から守るための順序です。
出典:一級ボイラー技士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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