炭素32㎏が空気比1.2で、完全燃焼したときの実際空気量の値に最も近いものは、次のうちどれか。…

燃料及び燃焼に関する知識 第27問

炭素32㎏が空気比1.2で、完全燃焼したときの実際空気量の値に最も近いものは、次のうちどれか。なお、炭素の原子量は12とし、空気中の酸素濃度は21%、空気の体積(㎥)は標準状態(0℃、101.325kPa)に換算した値とする。

正答 (4)
正答は (4)。約341㎥です。 炭素が燃える反応は、炭素1kmolに対し酸素1kmolです。この関係から必要な酸素量を出し、空気に直してから空気比を掛けます。 【炭素の物質量】 32㎏ ÷ 12 = 2.667kmol 【必要な酸素の量】 C + O₂ → CO₂ なので、酸素も 2.667kmol 2.667 × 22.4 = 59.7㎥ 【理論空気量】 空気中の酸素は21%なので59.7 ÷ 0.21 = 284.4㎥ 【実際空気量】 284.4 × 1.2 = 341㎥
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【1kmolが22.4㎥になるわけ】 標準状態(0℃、101.325kPa)では、どの気体も1kmolが22.4㎥を占める 気体の種類によらないので、物質量さえ分かれば体積が出ます。 【空気比とは】 実際に送る空気量 ÷ 理論空気量 理論どおりの量では、燃料と空気が完全には出会えません。少し多めに送るための割り増しが空気比です。 【外れた答えの読み方】 (1) 60㎥ 酸素量(59.7㎥)のまま止まり、空気に直していない (2) 72㎥ 酸素量に空気比を掛けただけで、空気に直していない      (59.7 × 1.2 ≒ 72) (3) 279㎥ 空気比を掛けず、理論空気量(284㎥)で止めた形に近い

出典:一級ボイラー技士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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