ボイラーの使用中に突然、異常事態が発生して、ボイラーを緊急停止しなければならないときの一般的な操作順序として、最も適切な…
ボイラーの取扱いに関する知識 第14問
ボイラーの使用中に突然、異常事態が発生して、ボイラーを緊急停止しなければならないときの一般的な操作順序として、最も適切なものは(1)~(5)のうちどれか。ただし、A~Dは、それぞれ次の操作をいうものとする。A 主蒸気弁を閉じる。B 燃料の供給を停止する。C 炉内及び煙道の換気を行う。D 給水を行う必要があるときは給水を行い、必要な水位を維持する。
- (1)A→B→C→D
- (2)A→B→D→C
- (3)B→C→A→D
- (4)B→D→A→C
- (5)C→D→B→A
正答 (3)
正答は (3)。B→C→A→D の順です。
【緊急停止の順序】
B 燃料の供給を停止する
C 炉内及び煙道の換気を行う
A 主蒸気弁を閉じる
D 給水を行う必要があるときは給水を行い、必要な水位を維持する
【なぜこの順なのか】
まず、熱を入れるのをやめる
異常が起きているところへ熱を入れ続ければ、事態は悪くなる一方です。燃料を断つのが、いちばん確実で速い止め方になります。
次に、炉の中と煙道にたまった未燃ガスを追い出します。残したまま放っておけば、あとで火が入ったときに爆発します。
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そのうえで主蒸気弁を閉じ、ボイラーを他の系統から切り離します。異常のあるボイラーから、蒸気を送り続けないためです。
最後に水位を整えます。火を止めたあとであれば、給水しても急冷による危険が小さくなります。
【覚え方】
火を止める → ガスを出す → 切り離す → 水位を整える
危ないものを先に断ち、あとから整える。この順序です。
【低水位が原因のときは給水しない】
過熱した伝熱面に冷たい水を入れると、割れる
Dに「給水を行う必要があるときは」と条件が付いているのは、このためです。
出典:二級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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