暖房用鋳鉄製蒸気ボイラーにハートフォード式連結法により返り管を取り付ける主な目的として、適切なものは次のうちどれか。…
ボイラーの構造に関する知識 第6問
暖房用鋳鉄製蒸気ボイラーにハートフォード式連結法により返り管を取り付ける主な目的として、適切なものは次のうちどれか。
- (1)蒸気圧力の異常な昇圧を防止する。
- (2)水の自然循環を良くする。
- (3)不純物のボイラーへの混入を防止する。
- (4)低水位事故を防止する。
- (5)湿り蒸気を乾き飽和蒸気にする。
正答 (4)
正答は (4)。低水位事故を防止するためです。
ハートフォード式連結法は、暖房用の鋳鉄製蒸気ボイラーで、返り管の途中に安全低水面の位置で連結する取付け方です。
返り管のどこかが漏れたり詰まったりすると、ボイラーの水が返り管側へ吸い出されて水位が下がります。ハートフォード式にしておくと、水位は安全低水面より下には下がりません。返り管から抜けていく水の逃げ道が、そこで断たれるためです。
【なぜこの形が要るのか】
暖房用ボイラーは、蒸気を送り、凝縮した水を返り管で受け取る
行きと帰りがつながった環になっているので、どこか一か所の不具合が、そのままボイラーの水位に響きます。
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【ほかの選択肢が指すもの】
圧力の異常な昇圧を防ぐ 安全弁
不純物の混入を防ぐ 給水処理、ストレーナ
湿り蒸気を乾かす 気水分離器、沸水防止管
どれも別の装置の役目です。ハートフォード式が守っているのは、あくまで水位ひとつです。
【低水位が怖いわけ】
水から出た伝熱面は冷やされず、過熱して膨出や破裂に至る
出典:二級ボイラー技士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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