板厚が19mmのボイラー(小型ボイラーを除く。)の胴の長手継手を突合せ片側溶接したとき、試験板について行う機械試験の種類…

関係法令 第40問

板厚が19mmのボイラー(小型ボイラーを除く。)の胴の長手継手を突合せ片側溶接したとき、試験板について行う機械試験の種類として、法令上、適切なものは次のうちどれか。

正答 (3)
正答は (3)。引張試験、側曲げ試験及び裏曲げ試験です。 試験板について行う機械試験の種類は、試験板の厚さで決まります。 【機械試験の種類】 厚さ19mm未満の試験板   引張試験、表曲げ試験及び裏曲げ試験 厚さ19mm以上の試験板   引張試験、裏曲げ試験(突合せ両側溶接が行われたものは表曲げ試験とすることができる)及び側曲げ試験 板厚19mmは19mm以上にあたり、しかも片側溶接なので、裏曲げ試験を表曲げ試験に替えることはできません。したがって引張試験、裏曲げ試験、側曲げ試験です。
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【19mmはどちら側か】 「19mm未満」と「19mm以上」で分かれる 19mmちょうどは「以上」の側です。ここが、この問題のねらいです。 【片側溶接だと裏曲げのままであるわけ】 片側溶接では、裏側(ルート側)に欠陥が残りやすい いちばん弱いところを外に向けて曲げるのが裏曲げ試験です。両側から溶接してあれば、裏側も健全なので、表曲げに替えられます。 【厚い板で側曲げ試験になるわけ】 厚い板をそのまま表裏に曲げると、曲げきれない 断面(側面)を外にして曲げれば、板厚が薄い方向に曲げることになり、試験ができます。 【三つの曲げ試験】 表曲げ 溶接の表側を外にして曲げる 裏曲げ 裏側を外にして曲げる 側曲げ 断面(側面)を外にして曲げる 【合格基準】 試験片の溶接部の外側に、長さ3mmを超える割れが生じないこと 【自由曲げ試験・硬さ試験が入っていないわけ】 法令で定める試験板の機械試験は、引張試験と曲げ試験 選択肢に出てくる自由曲げ試験や硬さ試験は、この場面では使われません。

出典:普通ボイラー溶接士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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