アーク溶接の用語に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。…
溶接施行方法の概要に関する知識 第13問
アーク溶接の用語に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A すみ肉溶接におけるのど厚とは、断面のルートから表面までの最短距離をいう。B 脚長とは、母材の溶けた部分の最頂点と溶接する面の表面との距離をいう。C 止端とは、母材の面と溶接ビードの表面とが交わる点をいう。D スパッタとは、溶接中に溶融凝固した金属をいう。
- (1)A,B
- (2)A,B,D
- (3)A,C
- (4)B,C,D
- (5)C,D
正答 (3)
正答は (3)。A,C が適切です。
【適切なもの】
A のど厚とは、断面のルートから表面までの最短距離
C 止端とは、母材の面と溶接ビードの表面とが交わる点
【BとDの誤り】
B 脚長とは、継手のルートからすみ肉溶接の止端までの距離。
問題文の説明は、溶込みの深さのようなことを述べている
D スパッタとは、溶接中に飛散するスラグや金属の粒。
「溶融凝固した金属」だけでは、溶接金属と区別がつかない
【すみ肉溶接の寸法】
脚長 三角形の二辺。ルートから止端までの長さ
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のど厚 三角形の高さ。ルートから表面までの最短距離
のど厚が、その溶接の強さを決める寸法です。脚長は測りやすいので図面に書きますが、力を受け持つのはのど厚のほうです。
【等脚すみ肉の場合】
のど厚 = 脚長 × 0.7 くらい
【止端が大事なわけ】
母材とビードが出会う、いちばん角の立つところ
ここに応力が集中し、止端割れの起点になります。なめらかに仕上げるほど、継手は長持ちします。
【スパッタ】
飛び散って母材に付く粒。取り除かないと、さびや欠陥のもと
電流が大きすぎる、アークが長すぎる、溶接棒が湿っている、といったときに多く出ます。
出典:特別ボイラー溶接士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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