次の文中の[ ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、最も適切なものは(1)~(5)のうちどれか。…
溶接施行方法の概要に関する知識 第11問
次の文中の[ ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、最も適切なものは(1)~(5)のうちどれか。「溶接用ジグの使用目的は、可能な限り[A]とすること、溶接ひずみの防止、寸法精度の向上、作業能率の向上、溶接の均一性を保持することであり、ボイラーで使用されるジグには、ボイラーの胴部分の溶接に用いられる[B]や、溶接物を取り付けて自由に回転し、溶接部を常に溶接しやすい位置に置くことができるようにする[C]がある。」
- (1)A: 下向溶接 B: ターニングローラ C: ポジショナ
- (2)A: 下向溶接 B: 溶接クランプ C: ポジショナ
- (3)A: 横向溶接 B: 溶接ブロック C: 溶接定盤
- (4)A: 横向溶接 B: ターニングローラ C: 溶接定盤
- (5)A: 水平すみ肉溶接 B: 溶接クランプ C: 溶接マグネット
正答 (1)
正答は (1)。A=下向溶接、B=ターニングローラ、C=ポジショナ です。
文章はこうなります。
「溶接用ジグの使用目的は、可能な限り下向溶接とすること、溶接ひずみの防止、寸法精度の向上、作業能率の向上、溶接の均一性を保持することであり、ボイラーで使用されるジグには、ボイラーの胴部分の溶接に用いられるターニングローラや、溶接物を取り付けて自由に回転し、溶接部を常に溶接しやすい位置に置くことができるようにするポジショナがある。」
【二つのジグ】
ターニングローラ 円筒形の品物をローラの上に載せ、回しながら
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溶接する。ボイラーの胴にぴったり
ポジショナ 品物を取り付けて自由に傾け、回す。
溶接部をいつも楽な位置に持ってこられる
Bには「胴部分の溶接に用いられる」とあるので、円筒を回すターニングローラです。Cには「自由に回転し」とあるので、ポジショナです。
【下向溶接がよいわけ】
溶けた金属が重力で落ち着き、スラグも浮きやすい
【溶接姿勢の難しさ】
下向 いちばんやさしい
横向 溶けた金属が垂れやすい
立向 流れ落ちやすい
上向 いちばん難しい。落下するスパッタも危険
同じ腕前でも、姿勢が変われば出来ばえが変わります。だから、品物のほうを回してしまうのがいちばん確実です。
【ジグの目的】
下向溶接にする
溶接ひずみを防ぐ
寸法精度を上げる
作業能率を上げる
溶接の均一性を保つ
割れの防止はジグの役目ではありません。それは予熱や溶接棒の管理で行います。
出典:特別ボイラー溶接士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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