次の炭素鋼の応力-ひずみ線図に示す、A点、B点及びC点の応力を示す一般的な語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)…

ボイラーの構造及びボイラー用材料に関する知識 第4問

次の炭素鋼の応力-ひずみ線図に示す、A点、B点及びC点の応力を示す一般的な語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。

特別ボイラー溶接士 2024年上半期(2024年10月公表) 第4問の図
正答 (3)
正答は (3)。A点=比例限度、B点=弾性限度、C点=降伏点です。 炭素鋼の応力−ひずみ線図を、原点から順にたどります。 【線図の読み方】 原点からA点まで  直線。応力とひずみが比例する A点  比例限度。比例が成り立つ限界 B点  弾性限度。荷重を取り除けば元に戻る限界 C点  降伏点。荷重を増やさなくても変形が進みはじめる点 その先  いったん下がり、また上がって最大値(引張強さ) 最後   くびれて破断 グラフの形を思い浮かべれば、順番はそのまま決まります。まっすぐ伸びている部分の終わりが比例限度、そのすぐ上が弾性限度、かくんと折れるところが降伏点です。
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【三つの点が近いこと】 比例限度、弾性限度、降伏点は、互いに近い値 実際の線図では区別しにくいほど近く、設計では降伏点(または耐力)を使います。 【上降伏点と下降伏点】 降伏が始まる点(上降伏点)でいったん応力が下がり、しばらく低い応力(下降伏点)のまま伸びが進む 図でC点のあとに波打っているのが、その部分です。 【引張強さはその先】 曲線がいちばん高くなる点 C点は引張強さではありません。選択肢(5)のようにC点を引張強さとする組合せもありますが、A・Bの並びまで含めて見れば外れます。 【降伏点がはっきりしない材料】 高張力鋼、ステンレス鋼など その場合は、0.2%の永久ひずみが残る応力(0.2%耐力)を使います。

出典:特別ボイラー溶接士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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