ボイラーの伝熱面積の算定方法として、法令上、適切でないものは次のうちどれか。…
関係法令 第38問
ボイラーの伝熱面積の算定方法として、法令上、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)エコノマイザの伝熱面は、伝熱面積に算入しない。
- (2)貫流ボイラーの伝熱面積は、燃焼室入口から過熱器出口までの水管の外径側で算定する。
- (3)立てボイラー(横管式)の横管の伝熱面積は、横管の外径側で算定する。
- (4)炉筒煙管ボイラーの煙管の伝熱面積は、煙管の内径側で算定する。
- (5)電気ボイラーは、電力設備容量60kWを1m²とみなして、その最大電力設備容量を換算した面積を伝熱面積として算定する。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
貫流ボイラーの伝熱面積は、燃焼室入口から過熱器入口までの水管の、燃焼ガス等に触れる面の面積で算定します。「過熱器出口まで」ではありません。
過熱器は、水を蒸気に変える面ではないので、含めません。
【ほかの選択肢】
(1) エコノマイザの伝熱面は、伝熱面積に算入しない 正しい
(3) 立てボイラー(横管式)の横管の伝熱面積は、横管の外径側で
算定する 正しい
(4) 炉筒煙管ボイラーの煙管の伝熱面積は、煙管の内径側で算定する
解説の続きをみる続きを閉じる
正しい
(5) 電気ボイラーは、電力設備容量60kWを1m²とみなして換算する
正しい
【伝熱面積に算入しないもの】
水管ボイラーのドラム
過熱器の伝熱面
節炭器(エコノマイザ)の伝熱面
伝熱面積は、水を蒸気に変える面の広さを表す数字です。蒸気をさらにあたためる過熱器や、給水をあたためる節炭器は含めません。
【貫流ボイラーの範囲】
燃焼室入口 から 過熱器入口 まで
貫流ボイラーは管が一本につながっていて、どこからどこまでが蒸発部かが見た目では分かりません。だから、範囲が法令で決められています。
【外径側か内径側かの見分け方】
燃焼ガスが管の外を流れる → 外径側
燃焼ガスが管の中を流れる → 内径側
内径側で数えるのは煙管だけ、と覚えるのがいちばん速い方法です。
【電気ボイラーの数字】
電力設備容量60kWを1m²とみなす
以前は20kWでしたが、改正されて60kWになりました。
出典:特別ボイラー溶接士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「関係法令」のほかの問題
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第38問ボイラーの伝熱面積の算定方法として、法令上、適切でないものは次のうちどれか。
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第37問溶接によるボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の検査で、原則として、所轄労
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第36問ボイラー(小型ボイラーを除く。)及び第一種圧力容器(小型圧力容器を除く。)の次の溶接の業
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第40問鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の溶接部に対する放射線検査について、法令上、適切でな
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第39問鋼製蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く。)の構造検査及び溶接検査について、その内容が法令に
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第38問ボイラーの伝熱面積の算定方法として、その内容が法令に定められていないものは次のうちどれか
スポンサーリンク

